OBからのメッセージ No.1
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佐々木 克己卒業年度:1973年(S48年)
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佐々木 克己卒業年度:1973年(S48年)
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表題
- 高専生に伝えたいこと(高専および会社人生を振り返って)
2020/02/07
大学を卒業しなくても、会社(技術系)で十分活躍出来たぞ!
院卒とも対等に以上に仕事が出来たぞ!
産業および環境装置メーカーに就職し、現在まで47年になります。
入社後は、仕事の内容に学歴差はなく、高卒、学卒、院卒が同僚&ライバルでした。
同窓会で先輩の話を聞くと学歴による不利益を味わったとの話も聞きましたが、私は学歴で悔しい思いはありませんでした。なお、「技術的に会社の同僚、同業他社の担当者には負けないぞ!」の気持ちで頑張りました。
現在、会社では、ほとんど院卒しか採用していませんが、自分たちのほうが今の新人より早く一人前に仕事が出来ていたと思います。今は学歴社会ではなくなりつつありますが、学卒・院卒恐れるに足らずです。
仕事は、下水処理場の汚泥処理設備(特に乾燥・焼却)の計画(基本設計)業務でした。20代、30代は、担当の設備・技術は発展途上であり、標準化がすすんでおらず、自分の考えで設備の計画(配置、詳細プロセス、スペックの決定)が行え、非常にやりがいがありました。
高専の専攻は機械でしたが、電気、土木建築ついて専門家と打合せが出来ることが必要と感じ、入社数年で専門外について、一人で打合せが出来るようになりました。また化学工学を独自に勉強しました。これらはその後の仕事に非常に役立ちました。
仕事上、事故(ガス爆発・粉じん爆発、火災等)、クレームは数多く経験しましたが、落ち込むことなく前向きに対応してきました。今振り返るとすごく良い経験でした。
入社時、学卒・院卒との差は、社会経験が不足していたことと感じていました。
高専時代は、授業は大部分眠っており、不真面目な学生でした。ただし、あとから専門書等を理解出来るだけの基礎は身についていたと思えます。概念・基礎を身につけておけば、後からでもなんとかなると思います。
入社当時から同じような部署で働いておりますが、海外の案件が多くなるなか、英語が出来ないことは情けないです。後悔は英語をしっかり継続して勉強しなかったことです。 最近は中国案件が多く、通訳と翻訳ソフトで問題ありませんが、英語圏の出張は出来ません。ああ情けない。
最後に、高専生よ、もっと一生懸命遊べ!、授業は基礎をしっかり学べ!、語学は継続して頑張れ!、 社会人になったら、勉強しろ!、指示待ち人間にはなるな!、起業家精神を忘れるな!
-以上-

2020 年、現在進行中の中国上海汚泥処理(脱水・乾燥・焼却)施設試運転 監視・操作室にて、ヘルメットなしが佐々木 (試運転後半は新型コロナのため自宅から遠隔(TeamViewer)で試運転完了)