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OBからのメッセージ No.28

  • 機械工学科
卒業年度:1988年(S63年)

  • 機械工学科
卒業年度:1988年(S63年)

表題

  • 高専生の多様性

2023/9/26

 

私は現在、新居浜市に本社を置く電力会社で働いています。入社したのは1990年ですので、社会人生活も30年を超えました。入社当時の電力業界は規制や制約が多く、他地域で働くことは稀でした。農家のひとり息子として生まれた私は、転勤の少ない会社へ就職させたい父親の勧めもあり、同社に就職しました。しかし、父親の思惑とは裏腹に1995年頃から電力業界は規制緩和・自由化の波が押し寄せ、30年間のうちの10年間は地元を離れ、海外、東京、川崎、八戸などで働くこととなりました。

関東ひうち会の活動に参加させていただいたのは、川崎市で新規発電事業を立ち上げるため関東方面へ転勤したのがきっかけでした。愛媛に居た時も燧会が開催する国領会後の懇親会などにも参加しており、お世話になった先生方や、級友に会えるいい機会であり楽しみにしていました。現在は、コロナ感染防止のため開催されていませんが、再開されるのを心待ちにしています。

 

関東ひうち会の活動をホームページで知り、さっそく参加させていただいたイベントが2018年8月に開催された酒蔵見学ツアーでした。埼玉県蓮田市にある清瀧酒造に出向き、酒蔵を見学したのちに食事と利き酒をするものでしたが、関東ひうち会には全く知り合いはおらず、新居浜高専のOBという繋がりのみでの参加でしたので多少の不安はありました。しかし、私が勤めている会社の先輩の同級生が同ツアーに数名参加しており、また高専時代の恩師の同級生の方々もおり、共通の話題から徐々に打ち解け、利き酒の時は大いに盛り上がりました。当時の盛り上がりの状況は今でも関東ひうち会のホームページで見ることができます。

 

その後も、懇親会や銀座のカラオケボックスでの打ち合わせなどにも参加させていただきました。また、当時私が勤めていた川崎市にあるバイオマス発電所の見学も企画し皆さんにご覧いただきました。このような様々な機会にOBの方々のお話を聞き、波乱万丈の経歴や、中央省庁にお勤めされていた方々、ビジネスマンとしての素晴らしいキャリアなどを知りました。中には有名私立大で講師をされている方もいました。改めて新居浜高専の卒業生の奥の深さを知りました。

 

最近、高専生が有能な人材として再認識され始めており、高等専門学校教育に注目が集まっています。評価されている理由は即戦力であるとか、技術力に秀でているとか言われていますが、私は多様性だと思っています。新居浜高専には、県内外の様々な地域から人が集まり寮生活をし、また自由な校風で個性的な学生が多かったため「多様性」を肌で感じることができました。「多様性」を重視する現在だからこそ卒業生の評価にもつながっていると推測しますので、大切にして欲しいと思います。そういう意味では、関東ひうち会の皆さんはまさに多様性の集団でした。

 

現在は再び愛媛勤務となり関東ひうち会への出席は出来ていませんが、また機会を見つけて参加したいと思います。皆様お元気でお過ごしください。

 



運営からのコメント

各地のOB会に参加し、卒業生が多様な分野で活躍している姿を知る事で高専生の能力の高さや多様性を感じているOBのエッセイです。 改めて誇りと自信を持たせてくれます。ぜひご一読ください。
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